先日宿泊した養老渓谷にある宿『鹿の音がこだまする御宿 離れ 花山水(はなさんすい)』をご紹介します。
こんにちは、ゆろぽんです。
『花山水(はなさんすい)』は養老渓谷の自然公園の中にある、グランピングや炉端焼きができる宿泊施設です。
千葉県内なので日帰りも可能な場所ですが、久しぶりに日常を忘れて自然あふれる宿に泊まりたい!こんなご時世ですし、完全個室の宿に惹かれて予約をしました。
子ども連れの方や若い方は、お洒落なテントの方でグランピングを楽しむ人たちが多かったです。
テントを出れば、すぐに走り回ったり、外遊びができます。食事はテラスでバーベキューができるので子どもたちは楽しいですよね。
contents(目次)
花山水のロビーと売店
上の写真の建物が、以前はロビーやバーなどの憩いのスペースだったようです。現在はコロナの影響で使用されていないようでした。
屋外に、チェックインのための簡易受付カウンターがありました。
受付を済ませると、歯ブラシやくし、髭剃り、からだを洗うタオルなどが置いてあるスペースに行き必要なものをもらって。こちらは、少しですがビールや軽食の無人販売所にもなっています。
写真左の階段を降りるとグランピングのテントブースがあり、自販機もあります。
今回宿泊したお部屋は「露天風呂付き客室」。屋外の渡り廊下をまっすぐ歩いて行きます。
廊下右手には貸切り露天風呂(有料)が2つ。
廊下沿いにある各お部屋は、玄関がある平屋になっています。
花山水のお部屋
玄関を開けると外履き用のクロックス風サンダル、小さな冷蔵庫、ポット、虫よけグッズなどがありました。もうひとつ扉を開けると、
広~いっ!なんと3部屋もあります!!
今回は2人で利用しましたが、7、8人くらいは泊まれそうです。
テーブルにはお茶菓子や各種リモコン、星空シート、オペラグラス。
ダイソンの空気清浄機も完備。木のぬくもりのあるモダンな和室です。炭が置かれていたり、浴衣などはカゴに入っていたりで、備品にもこだわりが感じられます。
ど真ん中に陣取っているのは、Yogibo(ヨギボー)です!無料のマッサージチェアまであります。
千葉のお土産といえば”落花生”ですよね!コーヒーと緑茶で頂きます。
お部屋のアメニティー
- 浴衣
- 丹前
- 作務衣
- 足袋靴下
- タオル
- バスタオル
お部屋のお風呂と露天風呂
洗面所には、おむつ用のごみ箱が別に用意してありました。ご家族連れにやさしい気づかいです。
内風呂には、手作り?の巾着袋に入った酵母と米ぬかの入浴剤がありました。
お風呂と洗面所のアメニティー
- シェービングフォーム
- クレンジング
- 化粧水
- うがい薬
- ドライヤー
- ハンドソープ
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
など。
お部屋の露天風呂
部屋の戸を開けると露天風呂があります。こちらには洗い場が無いので、まずは内風呂に入ってからお湯を張ることになります。
温泉ではなく地下水を引いているとのこと、この日は肌寒かったので入りませんでした。
普通の温泉宿のようにお湯が張ってあって、いつでも入れるのはありがたいものですね。
花山水のディナー
食事は別棟の「お食事処」へ。
テーブルはひとつおきのディスタンス。炭火の香りがしてきます。全然煙くありませんでした。
お通しは「枝豆」「キャベツの塩昆布」「サーモンのカルパッチョ」
ホタテ、海老、カニグラタンを並べて、魚は遠火でゆっくりと火を通していくのだそうです。
「お肉とつくねとさつま揚げ」
「季節の野菜」
「ナスの味噌田楽」
じっくり焼くので少々時間がかかります。
お料理の内容は伊勢エビやアワビなどを追加してグレートアップすることもできます。
「焼きおにぎりとお漬物と出汁」
香ばしく焼けたおにぎりがお出汁にじゅわっと!だし茶漬け。わさびを添えて頂きました。
箸置きだと思ったら本物の落花生!千葉県民は嬉しいですよね。最後に食べちゃいました。
もう最後かと思ったらデザートにアイスクリームとフルーツ、マシュマロが。
マシュマロを串にさして、焼き色がついたら中はトロリと溶けた焼きマシュマロができあがります。
『炉端焼き』最後まで楽しめました。
緑茶、コーヒーやエスプレッソのコーナー。
渡り廊下の横に「猫カフェ」があります。夜になるとにゃんこたちが元気でした。
この日はあいにくの曇り。星空が見える日に泊まってみたいです。
花山水の朝食
朝食はまさかの「豚しゃぶ」!朝から豪勢です。コロナ前は朝食バイキングをされていたようです。
手前のお鍋は「目玉焼き」です。
野菜サラダ、納豆、焼きのり、焼き魚、肉団子、ヨーグルトなど。
ごはんはホカホカのおひつ入りで、お替りもできますよとのこと。
出来たて熱々の「目玉焼き」ってじつはあまり食べられませんよね。ふるふる卵にとろけた黄身がおいしかったー。
花山水の中庭
朝から食べ過ぎてしまったので、施設周辺をお散歩しました。昨日は気付かなかったけど、テラスにテーブルやソファーがあるお部屋もあります。
コロナ前は、もしかしたら宿泊者同士で仲良くなったりすることもあったかもしれませんね。
階段下のグランピング施設の方に降りてみます。
一番はじのテントの手前に川に続く道があります。所々、木が倒れていました。令和元年の台風のときの被害でしょうか?
川のせせらぎに癒されます。以前は、宿で長靴のレンタルがありましたが、現在はコロナ対策のため休止中だそうです。
川は浅瀬でこの先には「会所の滝」があります。夏はカニやホタルもいるのかな?あっヒルもいるかも!?遊ぶ方は十分にお気を付けください。
宿のお部屋もテントもひとつひとつ分かれているし、専有部分の廊下も屋外なので、コロナ禍でも比較的安心して泊まれる宿だと思いました。
次は星空の見える日に泊まってみたいです。
花山水(はなさんすい)の基本情報
住所 |
千葉県夷隅郡大多喜町会所49 |
アクセス |
上総中野駅、及び上総興津駅からタクシーで15分。養老渓谷駅から20分。アクアライン利用で、都内・川崎・横浜より1時間半。 |
駐車場 |
有り 20台 無料 予約不要 |
※こちらの記事の内容は2021年4月の旅の記録です。ご参考としてご活用下さいませ。最新の情報や詳細は公式サイト、旅行サイトなどでご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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