地味に楽しい!21世紀森の広場にある『松戸市立博物館』をご紹介します。
こんにちは、ゆろぽんです。
『松戸市立博物館』はこのあたりの小中学校の社会科見学で利用されている地域の博物館です。大人になった今でも、こういう小さな博物館を訪れるのが好きなんです。
松戸市立博物館:旧石器・縄文時代から戦国時代の高城胤吉一族の活躍などを経て、昭和30年代の公団住宅誕生までの歴史を常設展示し、土器づくりや古代米づくりなどの古代の文化の体験教室などを行ったりしている。引用元:wikipedia
contents(目次)
松戸市立博物館の内観
入り口を入ると1階に受付と小さなミュージアムショップ、その横にカフェがあります。
カフェ「アズール」10:00~16:00
平日でほとんど人がいなくて閑散としていました。カフェは営業中の時間なはずだけど。
館蔵資料展「縄文貝塚貝の花遺跡展」観覧料 無料
観覧無料の企画展をのぞいてみました。
写真は×以外は撮影OKとのことです。
松戸市内にある旧石器時代「貝の花遺跡」から出土したものが展示されていました。
土器とか見るのは久しぶり。こんなに状態の良いものがたくさん出土されているとは驚きです。
私のほかには、年配のご夫婦が2組くらい貸し切り状態でした。これだけのモノを作る文化があった縄文時代って、想像するよりもっと人間的な暮らしをしていたのではないかと思ってしまいました。
縄文時代についてもっと詳しく知りたい、気になる本。「知られざる縄文ライフ」は、イラストが多く子どもの自由研究などにも向いている1冊です。「人類と気候の10万年史」は、大人が読んで面白く、考えさせられる内容になっています。
2階総合展示 有料
チケットおとな310円。ピンボケしちゃった。
縄文土器や、石器などの展示から始まって。江戸時代から近代まで展示は続きます。
江戸時代の展示に興味津々。この頃の庶民の生活が気になります。
庶民の旅:泰平が続いた近世中後期、農民たちも農閑期に諸国の寺社へ参詣の旅に出ることを楽しみにしており、旅の費用を作るための講も盛んにできました。伊勢参宮を目的とした伊勢講では、村で講中を結び、くじ引きで代参者を決め、旅行許可書の往来手形を領主からもらって出かけました。市内大谷口の旧家大熊家には、この時代の旅の記録「道中日記」が数多く残されています。
この頃は、乗り物も何もない時代だったのに旅にでることを楽しみにしていたなんて。なんだかとても親近感。「道中日記」は今でいう「旅ブログ」に匹敵するのかな?
ここでふと疑問に思ったこと
- 講ってなに?
- 旅のお金はどのくらいかかるの?
- 徒歩で伊勢までどのくらいかかるの?
- 1日何キロ歩くの?
などなど。
調べていたら、こちらの方のサイトに詳しく書いてありました。とても面白かったので、気になる方はぜひ読んでみてください。
さらに詳しく江戸の人々の暮らしをより垣間見るのにこちらの2冊「一日江戸人」「絵でみる 江戸の町とくらし図鑑」がおすすめです。
庚申講:道教の教えにもとづく庚申信仰は、近世に入ると60日に一度の庚申の日に庚申様を祀る信仰となり広まりました。村では庚申講が結ばれ、当日には村人のなかの当番の家に集まり夜明けを待つ庚申待ちを行いました。精進料理を食べ、世間話をして過ごすなど、村の楽しい行事のひとつだったようです。
いまでいう、地域の集まりというかお祭りの日のマンションの会合からの宴会とかを思い出しました。
縄文から江戸、昭和と時代は急速に進んでます。常盤平団地の展示。写真はそんなに撮らなかったけれど、ここの展示よく読むととても面白いです。
レトロなキッチン雑貨が可愛い。この頃いちばん新しくておしゃれで、誰もが憧れる住まいだったんですねえ。
子どもの頃に似たような感じのモノが家にもあったような、懐かしいなあ。
懐かしの黒電話。長電話してると受話器が重いんだこれが。
松戸生まれの21世紀梨の歴史も知ることができます。
窓から見える紅葉と奥に見える復元された縄文式住居。今度暖かい日に外の公園を散歩してみようと思います。
\ほか記事もぜひ!/
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松戸市立博物館の基本情報
施設名 |
松戸市立博物館
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所在地 |
千葉県松戸市千駄堀671
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アクセス |
新京成八柱駅、JR新八柱駅から徒歩15分。松戸新京成バス八柱駅発小金原循環・新松戸駅行「森のホール21・公園中央口」下車
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営業時間 |
9:30~17:00(入館は16:30まで)
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観覧料 |
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定休日 |
月曜日(祝日・休日の場合は開館、翌日休館)ほか年末年始など休館日あり
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詳 細 |
※営業時間・定休日などは変更となる場合がございますので、公式サイトでご確認ください。
※こちらの記事の内容は2019年11月の記録です。ご参考としてご活用下さいませ。最新の情報や詳細は公式サイトなどでご確認ください。